STAYTHEE裏技集vol12:Insta360 X5での使用について

「Insta360 X5と潜水ケースでも、STAYTHEEを使えますか?」という問い合わせが、数多く寄せられています。
そこで、STAYTHEEチームもX5の潜水ケースを入手し確認してみました。

2023年版STAYTHEEと2024年・2025年版STAYTHEEは、残念ながらそのままでは使うことはできません。
理由は、X5用潜水ケースの浮力がとても大きいからです。
ここでは、STAYTHEEに錘を追加して水中で浮力調整が出来るようにする裏技(錘の追加)を紹介します。

準備した錘は、ホームセンターで購入できる丸ワッシャと1/4インチ長さ10mmの六角ボルトです。(1/4インチはカメラネジの規格です)
材質は錆に強いステンレスを選びました。

<2023年版STAYTHEE>
付属の外錘と内装のおもり10枚に、加えて25g程度の質量を追加することが必要です。(25gはSTAYTHEEの内部に追加する重量です。)
標準付属の10枚のおもりにM5×25×1.5のステンレス丸ワッシャーを5枚追加しました。追加する丸ワッシャーは一枚当たり5.2gでした。そして、標準付属の外錘も付けます。


淡水、水面の実験ですが、浮力調整が出来るようになりました。

 

<2024・2025年版STAYTHEE>
内装のおもり10枚に加えて47g程度の質量を追加することが必要です。
準備した錘は、ホームセンターで購入できる丸ワッシャと1/4インチ長さ10mmの六角ボルトです。材質はステンレスです。
シリンダ内部に47g程度の質量追加なので、M5×25×1.5のステンレス丸ワッシャーは9枚必要になります。

9枚を入れてみたら、錘固定用のネジに残りが少なくなりSTAYTHEEシリンダに装着することが出来ませんでした。

そこで、2023年版のように外錘を追加しました。
外錘にする材料は、M8×40×3.0のステンレス丸ワッシャ2枚と1/4インチ長さ10mmの六角ボルト。内装のおもりは、標準付属のおもり10枚です。


淡水、水面の実験ですが、浮力調整が出来るようになりました。



マクロキットも試してみました。
標準のおもりでは、少し斜めになる程度で安定した着底にはなりませんでした。 錘2個では問題ありません。

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